2012年アニメ

「神様はじめました」アニメ版OVAの最終回、雪路と奈々生の関係を解説

父親の借金がもとで帰る家を失った桃園奈々生(ももぞのななみ)。ある日、奈々生は「よかったら私の家を譲りますよ」とミカゲと言う男性から神社を譲られるものの一緒に神様(土地神)の仕事も受け継いでしまうことに!? しかも、譲られた神社に行くと妖狐巴衛(ともえ)の姿が… 

そんなイントロダクションではじまる鈴木ジュリエッタ作『神様はじめました』

2012年10月からの第一期、2015年1月からの第二期と二期に渡って放送された恋愛系アニメですが、二期の最終回では三期があるような雰囲気で終わっていましたら「巴衛と奈々生のその後」が気になる方も多いはず。

そこで今回は、気になる「最終回はどうなったのか?」をアニメベースで解説していこうと思います。

もちろん、ほとんどネタバレです。

最終回はOVA「過去編」に収録されている

テレビ二期の最終回は、新年を迎えるために赴いた年神(としがみ)の社で、幼くして母親を失った奈々生の辛い過去を巴衛が目の当たりにし、奈々生を愛おしく思うことを再認識するかたちでエンディングを迎えたため、「三期があるの?」「本当にハッピーエンドになるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか?

気になるアニメ版の最終回は二期の放送にあわせて発売された単行本のDVD付き初回限定版『神様はじめました ~過去編~(全5話)』に収録されているので、この過去編を見れば『神様はじめました』も完結と言う扱いになっています。

つまり、アニメ版の完全な最終回を見たいのであればOVAを見ればいいわけですね。

ちなみに、この過去編では巴衛が500年前に愛した雪路との出会いや、巴衛を死に追いやろうとする堕神(おちがみ)との呪われた契約など、巴衛・雪路・奈々生を取り巻く過去と未来が描かれていますので必見ですよ。

雪路と奈々生の関係

まず、この「神様はじめました」を語る上で押さえておきたい人物は巴衛が恋をした雪路と言う女性です。

アニメで詳しく描かれたのは第9話で、500年前、病に伏せっていた雪路のために長寿の効果があると言う”龍王の目”を持ち帰り寄り添う二人。


(C)鈴木ジュリエッタ/白泉社・神様はじめました製作委員会2015

竜王の目を飲んだことにより一命を取りとめる雪路。一方、現代では竜王に囚われた巴衛を救うために奈々生は自分の体内にあった竜王の目を取り出し竜王に返しに行きます。

ここでピンと来た方も多いと思いますが、実は奈々生は雪路の子孫にあたるため竜王の目が受け継がれていたんですね。(このあたりの経緯は過去編でミカゲが言及しています)

そもそも500年前に巴衛が好きになったのは奈々生だった!?

さて、この過去編では巴衛を死に追いやる堕神(黒麿:くろまろ)との呪われた契約や、この呪いを断ち切るために奈々生が”時廻りの香炉”で500年前にさかのぼり解決への糸口を探すことになります。

500年前、巴衛は自分を討伐する戦神(いくさがみ)によって大きな怪我を負わされ身動きが取れない状態になりますが、奈々生に救われ雪路の邸宅で看病されることに…

怪我で意識がもうろうとする巴衛は、自分を必死に看病してくれる奈々生を気にとめるようになりますが巴衛は奈々生の名前を雪路と思い込んでしまいます。

一方、奈々生も「過去に変化を加えてはいけない」という忠告を意識し、自分のことを雪路と呼ぶ巴衛に正体を明かすことはありませんでした。

つまり、500年前に巴衛が最初に愛した女性は時廻りの香炉で500年前にタイムスリップした奈々生であり、過去に変化を加えてはいけないと忠告されていたにもかかわらず、結果的には「巴衛を救い、巴衛が奈々生を愛してしまった」と、過去に変化を加えていたわけです。(タイムトラベル的には「時廻りした(=過去に行った)奈々生の行動は織り込まれているので、過去に変化は加わっていない。」と言う概念だったのでしょう。)

その後、巴衛は「人となって雪路と添い遂げる(=結婚する)」と言う契約を結びますが人間である雪路は病に倒れ、結局、人にもなれず添い遂げることもできなかった巴衛は契約によって苦しめられることになります。

しかし、奈々生の奮闘もあり最終的には雪路の魂が宿った奈々生と結ばれることによって契約が破棄されます。

少々、頭を使いますが、500年の時を超えて結ばれることによって堕神との呪いから解放されたわけですね。

巴衛、人間になる

さて、過去編の最終回では土地神を返上して巴衛と結婚式を挙げる様子、そして、人間になった巴衛と赤ちゃんを抱いていると思われる奈々生の姿が描かれ幕を下ろします。


(C)鈴木ジュリエッタ/白泉社・神様はじめました製作委員会2015

一見、ハッピーエンドのようですが、土地神を返上してミカゲ社を出るなど少し寂しい印象をアニメ版では与えています。

しかし、単行本での最終巻では、10年後に巴衛とともにミカゲ社に戻る様子まで描かれていますので、アニメ版ではちょっと寂しい部分もありますが、原作ではホッとさせてくれます。

巴衛と奈々生はお互いを大切に思っているにも関わらず、なかなか恋愛に発展しないところが切なくてもどかしい部分もありましたが、最終回(OVA)を見終えるとスッキリできる作品ですよ。


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